下北沢メタルゴッドのブルータルレビュー

ウイスキーとヘヴィメタルに取り憑かれたバーテンダーのブルータルなレビューブログです。

Artificial Pathogenの最新EPレビュー

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今日は今年の1月2日にリリースされたスコットランドグラスゴー出身のスラミングデスコアバンドArtificial PathogenのEP、
「Kaliedoscope of Human Suffering」のレビューをしていきます。

 

Kaliedoscope of Human Suffering

☆1.Day of Rot

2.Reformation of Filth

3.Kaliedoscope of Human Suffering

4.Carved From Insanity

5.The Void

 

とにかくボーカルが上手い。

恐ろしくブルータルなガテラルとスクイールを上手く使い分けている。

そしてスラミングではありつつ、かなりアッパーなサウンドに仕上がっている1曲目。

曲構成も面白く、全く聴き飽きない仕上がり。

スラムなのに明るいテンションを保てるサウンド

スラミングデスメタルとハードコアのミックスが別格で上手い。

新しいスラミングの世界を見せてくれた。

3曲目はEPタイトルと同名。

急に叙情的なギターソロとハードコア特有のブレイクダウンが始まる。

ここからこのEPは一気にハードコア要素を含みつつダウナーな方向へと進んでいく。

さっきまでノリノリだったのに急に暗い気分に落とされるという展開。

面白すぎよ。

全体として1曲目の完成度が高すぎて他の曲が霞んでしまっている印象。

曲が進む事にだんだんギターの主張が少なくなってるのかな。

しかし、スラミング好きやデスコア好きには堪らない仕上がりになっているので必聴の価値あり。

https://www.discogs.com/ja/artist/4601131-Artificial-Pathogen

 

評価点数

75点

 

中の人

cafe&bar TEN

天翔(オーナーバーテンダー

http://cafebar-ten.com/

https://www.instagram.com/cafebar_ten/?hl=ja

下北沢駅東口徒歩3分