オクトモア09.1 スコティッシュ・バーレイ
本日は史上最強のシングルモルトであるオクトモアの新作、09.1のレビューです。
まずはオクトモアを知らない方のために
オクトモアは、世界で最もヘビリーピーテッドなシングルモルトウイスキーのシリーズです。
スコットランドのアイラ島にあるブルックラディ蒸留所からリリースされているオクトモア。
「もし仮に、ブルックラディのエレガントでフルーティーかつフローラルなスタイルと、究極的にピート(泥炭)を焚き込んだ大麦が結びついたら?」というなんともぶっ飛んだ発想を現実にした代物です。
オクトモアは毎年新しい商品を出していますので、ボジョレーヌーボー的な感覚で楽しみにしています。
さて、本題としてこちらのオクトモア09.1 スコティッシュ・バーレイのレビューをしていきます。
PPMは156、昨年よりは少し落ち着いています。※昨年はPPM167
《色》明るめの金色。見た目通りアメリカンオークで熟成した感じがします。
《香り》アメリカンオーク由来のバニラ。奥から香るスモーキーさ。
《味》5年熟成とは思えない優しさ。大麦本来の優しい甘みとフローラルが口の中に広がる。
《フィニッシュ》急にピートの暴力が始まる。
高いアルコールと尋常ではないピートの嵐が鼻腔を刺激する。
今年も完璧でした。
口の中で大麦畑の平和が訪れてすぐにピートの暴力に巻き込まれるこの一連の流れはオクトモアならでは。完璧of完璧です。
僕はオクトモアを別名「処女の生き血」と呼んでいます。
あまり気にしないでください。
まだオクトモアを飲んだことがないという方は、是非1杯飲んでみてください。
口の中で小宇宙(コスモ)が爆発しますよ。
幸せとはこのことですね。
抱きしめて寝たい。
評価点数
92点(今後の期待もこめて)
マストドリンクです。
中の人
cafe&bar TEN
天翔(オーナーバーテンダー)
https://www.instagram.com/cafebar_ten/?hl=ja
下北沢駅東口徒歩3分